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家族の命と資産を守る!【耐震等級3】大阪・北摂で安心を築くリノベーションの最重要指針

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2025.12.12|ブログ

家族の命と資産を守る!【耐震等級3】大阪・北摂で安心を築くリノベーションの最重要指針

家族の命と資産を守る!【耐震等級3】大阪・北摂で安心を築くリノベーションの最重要指針

地震多発時代の必修知識:住宅の「耐震等級」とは

家は家族が生活する拠点であり、万が一の地震から命と資産を守るために、その「強さ」を理解しておくことは最重要課題です。

地震多発時代の必修知識:住宅の「耐震等級」とは

耐震等級は地震への強さを表す公的な指標

耐震等級は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づく「住宅性能表示制度」の一つです。建物がどの程度の損傷に耐えられるかを3段階のランクで示しています。

等級の意味

数字が大きいほど、地震に対する強度が高く、最高等級は「耐震等級3」です。

建築基準法との関係

建築基準法が最低限の安全性を定めているのに対し、耐震等級はそれよりも高いレベルの性能を評価するための指標です。

耐震等級の3つのランク

等級 基準となる強度 地震後の想定被害 建築物(例)
耐震等級1 建築基準法の最低限の強度。 震度6強~7で倒壊・崩壊はしないが、大規模な修繕が必要。 一般の住宅(最低基準)
耐震等級2 等級1の1.25倍の強度。 震度6強~7の後も、一部の補修で居住可能性が高い。 長期優良住宅、学校、病院など
耐震等級3 等級1の1.5倍の最高強度。 震度6強~7の後も、軽微な修繕で済む想定。 警察署、消防署など災害復興拠点

災害直後も機能が維持される警察署や消防署と同等の強さを持つ耐震等級3を目指すことが、リノベーションの最高目標と言えます。

耐震と似て非なる概念:免震・制震との違い

地震対策には、「耐震」「制震」「免震」の3種類があり、それぞれ仕組みが異なります。

種類 仕組み 特性
耐震 建物そのものの強度を高め、揺れに「耐える」。 構造体を強固にする。揺れ自体は建物に伝わる。
制震 制震部材で地震の揺れを「吸収する」。 エネルギーを熱に変換して逃がす。内部の被害も軽減。
免震 建物と基礎の間で揺れを「伝わらないようにする」。 建物が受ける揺れを大幅に軽減。コストは最も高い。

リノベーションでは、まず「耐震」で構造強度を確保し、予算に応じて「制震」を追加することが一般的です。

最高等級3を目指す!リノベーションで耐震性を高める4つのポイント

中古戸建てをリノベーションする際は、耐震診断を行い、耐震補強を施すことが重要です。耐震等級を高めるためには、以下の4点に着目します。

最高等級3を目指す!リノベーションで耐震性を高める4つのポイント

耐力壁のバランスと適正な増設

耐力壁の増設

地震などの横の力に抵抗する耐力壁の量を増やすことが直接的に有効です。

バランスの考慮

単に数を増やすだけでなく、家の四隅や全体に均等に配置し、建物がねじれないようにする「バランス」が極めて重要です。

床の剛性(水平構面)を強化する

床の強さは「水平構面の剛性」と呼ばれ、耐震等級2・3では計算が必須となります。

床の耐震性

水平構面が強いと、地震の力を建物全体に分散し、耐力壁へ均等に受け流すことができます。

補強方法

床を構造用合板などで強固にしたり、梁や桁を補強したりする工事が行われます。

建物の重量を抑える(軽量化)

屋根材の見直し:重い瓦屋根などを、ガルバリウム鋼板などの軽量な屋根にリノベーションすることは、地震時の揺れ幅を抑える上で非常に効果的です。

接合部の金物を適切に配置する

柱と梁、壁と土台などの構造材の接合部が外れないよう、構造計算に基づいて必要な強度を持つ耐震金物をバランスよく配置する必要があります。

耐震等級3の家を選ぶ経済的なメリットと注意点

耐震性能の高い家は、安心感に加え、様々な経済的な恩恵を受けられます。

耐震等級3の家を選ぶ経済的なメリットと注意点

大きな経済的メリット

地震保険料の割引

耐震等級に応じて地震保険料が割引されます。

等級3

50%割引(保険料が半額に)

住宅ローンの優遇

「フラット35S」など、一定の耐震性能を満たした住宅は、低い金利優遇を受けられる制度があります。

リノベーションでの注意点

コストの増加

耐力壁の増設や高性能な金物の使用に伴い、建築コストは増加します。
また、公的な「住宅性能評価」を受ける場合、別途評価費用がかかります。

間取りの制約

耐震性を追求すると、壁が少ないオープンな大空間など、希望通りの間取りが難しくなる場合があります。
設計者と綿密に協議し、耐震性と快適さのバランスを取ることが重要です。

中古戸建て購入時のチェックポイント:大阪・北摂の地域情報

中古戸建てのリノベーションでは、既存の建物の耐震性を把握することから始まります。

中古戸建て購入時のチェックポイント:大阪・北摂の地域情報

築年数と耐震基準

旧耐震基準(1981年5月31日以前の着工)

震度5程度が目安。大規模な耐震補強が必須と言えます。

新耐震基準(1981年6月1日以降の着工)

震度6強~7で即時倒壊しないことが目安。

大阪・北摂エリアで中古戸建てを探す際は、築年数と耐震基準の確認が重要です。

「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違い

「相当」表記

「設計上は等級3の強度を満たしているが、公的な第三者機関の性能評価を受けていない」という意味です。

公的な評価の有無

ローンの金利優遇や地震保険の割引を確実に受けるためには、国土交通省に登録された機関による正式な「住宅性能評価書」が必要となります。

まとめ:安全と快適を両立したリノベーションへ

耐震等級は、ご家族の将来の安心と資産を守るための指標です。

大阪・北摂で中古戸建てのリノベーションを行う際は、建築基準法の最低ラインである等級1ではなく、最高等級である「耐震等級3」を目標に掲げることをお勧めします。

そのためには、耐震診断から補強設計、そして間取りとの両立までを一貫して任せられる、専門知識と確実な施工力を持つリノベーション業者に相談することが最善の道となります。

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筆者:クローバーハウス編集部

クローバーハウス編集部

リフォーム業界に20年以上在籍している私が、理想の物件探しから、賢い資金計画、そしてこだわりを形にしたリノベーション事例まで、お客様の家づくりに役立つ情報をお届けしています。

このブログを通じて、家づくりの新しい可能性やリノベーションの魅力を一人でも多くの方に知っていただき、理想の住まいを見つけるお手伝いができれば嬉しいです。

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