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2025.09.05|ブログ
実家リノベーションで理想の住まいへ|費用、事例、注意点を徹底解説
なぜ今、実家をリノベーションする人が増えている?
近年、親から実家を相続するケースが増え、その活用方法に悩む方が多くなっています。
空き家のままにしておくと、老朽化が進んだり、防犯上の問題を引き起こしたりする可能性があります。
実家の活用方法としては、売却や賃貸、建て替えなどが挙げられますが、「住み慣れた街を離れたくない」「家族の思い出が詰まった家を壊したくない」という理由から、リノベーションを選択する人が増えているのです。
リノベーションは、思い出の家を活かしながら、自分たちのライフスタイルに合わせて快適な住まいへと生まれ変わらせる、まさに理想的な選択肢と言えるでしょう。

実家リノベーションが建て替えよりも優れている3つの理由
実家をリノベーションすることは、建て替えにはない多くのメリットがあります。ここでは、特に重要な3つのポイントを解説します。

思い出の家と地域とのつながりを守れる
「この家で育った思い出を大切にしたい」「生まれ育った街を離れたくない」
このような思いからリノベーションを選ぶ人は少なくありません。
実家をリノベーションすれば、建物の歴史や家族の思い出をそのまま引き継ぎながら、現代のライフスタイルに合わせた快適な空間を手に入れることができます。
また、長年住み続けた地域には、近隣住民との深い交流や、なじみの商店など、かけがえのないつながりがあります。
リノベーションは、そうした地域とのつながりを途切れさせずに、新しい生活を始められる最適な方法です。
費用を抑え、工事期間も短くできる
リノベーションの最大の魅力は、建て替えに比べて費用を大幅に抑えられる点です。
建て替えの場合、既存の家を一度すべて解体し、基礎から新しく作り直すため、解体費用や基礎工事費用などがかかります。
一方、リノベーションは既存の建物をそのまま活用するため、これらの費用が不要となります。
一般的に、戸建ての建て替え費用は2,000万円から4,000万円以上かかることも珍しくありませんが、全面的なリノベーションであれば、1,500万円から3,000万円程度が目安となります。また、工事期間も建て替えに比べて短く済むことが多いため、仮住まいの期間や費用も抑えられます。
相続税の負担を抑えられる可能性
実家を相続する際、相続税が発生する可能性がありますが、リノベーションをすることでこの税負担を抑えられる場合があります。
小規模宅地等の特例
相続人が亡くなった人と同居していた場合、土地の評価額を最大80%減額できる特例です。リノベーション後も住み続けることで、この特例を適用できる可能性があります。
不動産評価額
建て替えを行うと、新しい建物として不動産評価額が上がることが一般的です。一方、リノベーションは評価額が変わらないことが多く、相続税の計算においても有利になる場合があります。
実家リノベーションの費用相場を徹底解説
実家リノベーションの費用は、建物の種類や工事の規模、築年数によって大きく異なります。

戸建ての実家をリノベーションする場合
全面リノベーション(スケルトンリノベーション)
骨組みだけを残してすべてを新しくする工事です。費用は1,500万円から3,500万円程度が目安です。
部分リノベーション
特定の場所を改修する場合です。
・キッチン:100万円~300万円
・浴室:80万円~200万円
戸建ては、構造体や屋根、外壁など、建物全体にわたる工事が可能であるため、工事内容の選択肢が広く、それが費用の幅に繋がります。
マンションの実家をリノベーションする場合
マンションのリノベーションは、専有部分(自分たちが所有する部屋の中)のみが対象となるため、戸建てに比べて費用が抑えられる傾向にあります。
全面リノベーション:
部屋全体の内装・設備を一新し、間取り変更も伴う工事です。費用は800万円から2,000万円程度が目安です。
部分リノベーション
特定の部屋や水回りのみを改修する場合です。
・リビングの壁紙・床:50万円~150万円
・トイレ:20万円~50万円
マンションは、管理規約によって共有部分の変更が制限されているため、工事の自由度や範囲に制約があり、それが費用を抑えられる要因にもなります。
実家リノベーションを成功させる5つのポイント
実家リノベーションを後悔なく進めるためには、事前の準備と確認が不可欠です。ここでは、特に注意すべき5つのポイントについて解説します。

建物の老朽化や耐震性をチェックする
築年数が古い実家の場合、建物の老朽化が進んでいる可能性があります。
リノベーションを始める前に、必ず専門の業者に依頼して建物の状態を診断してもらいましょう。
特に重要なのが「耐震性」です。
1981年(昭和56年)以前に建てられた建物は、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。
その場合は、耐震補強工事を検討し、安心して暮らせる住まいへとリノベーションしましょう。
バリアフリー化やヒートショック対策を考える
高齢のご家族が暮らしている場合や、将来的な介護を考えている場合は、バリアフリー化が重要です。
段差の解消、手すりの設置、通路の拡張など、暮らしやすい動線を意識した設計が大切です。
また、古い建物は断熱性能が低い傾向があるため、冬場のヒートショック対策も欠かせません。
リノベーションの際に窓や壁に断熱材を入れる工事を行うことで、家全体の温度差をなくし、快適で健康的な住まいを実現できます。
将来のライフスタイルに合わせた間取りにする
リノベーションの最大の魅力は、ライフスタイルに合わせて間取りを自由に設計できることです。
「将来は二世帯で暮らしたい」「子どもが生まれる予定だ」など、将来の暮らしの変化を考慮したプランニングが大切です。
贈与税で損をしないよう名義を確認する
実家リノベーションの費用を親から受け取る場合など、名義によっては贈与税が発生する可能性があります。
また、リノベーション後に不動産を売却する際にも、名義の問題が複雑になることがあります。
こうした税金に関するトラブルを避けるためにも、リノベーションを行う前に、税理士などの専門家に相談し、名義についてしっかりと確認しておきましょう。
使える補助金制度を確認する
リノベーションには、国や地方自治体から様々な補助金制度が設けられています。
介護保険制度
介護目的のリノベーション(バリアフリー化など)に使える補助金。
子育てエコホーム支援事業
子育て世帯や若者夫婦世帯向けの省エネリノベーションに使える補助金。
こうした制度をうまく活用すれば、リノベーション費用を大幅に抑えることができます。
お住まいの自治体(大阪府や吹田市など)のホームページでも、独自の補助金制度が公開されていることがあるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ:実家リノベーションは信頼できるパートナー選びが重要
実家リノベーションは、費用を抑えながら、家族の思い出と新しい暮らしを両立できる魅力的な選択肢です。
しかし、成功させるためには、建物の状態を正確に把握し、将来を見据えたプランを立てることが不可欠です。

大阪・北摂エリアで実家リノベーションをご検討中なら、信頼できるリノベーション会社を見つけることが最も重要です。
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