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2026.01.23|ブログ
高気密高断熱リノベーションが変える、夏涼しく冬暖かい住まい

はじめに:なぜ今、北摂の住まいに「断熱と気密」が求められるのか
大阪府の中でも、豊かな緑と落ち着いた街並みで知られる北摂エリア。
しかし、住環境としては意外にも過酷な側面を持っています。
冬には箕面や能勢の山々から吹き下ろす冷気で底冷えし、夏には都市部特有の猛暑と湿気が家の中にまとわりつきます。
特に、築30年を超える木造住宅やRC造のマンションにお住まいの方からは、「冬の朝、リビングが寒くて布団から出られない」「エアコンをフル稼働させても電気代が上がるばかりで涼しくならない」といった悩みが絶えません。
これらの問題を根本から解決し、新築以上の快適性を手に入れる手法として今、最も注目されているのが高気密高断熱リノベーションです。
本記事では、目に見えない「住まいの性能」が、私たちの健康、経済性、そして家の寿命にどう影響するのかを深掘りしていきます。

高気密高断熱の本質を理解する:仕組みと定義
「高気密高断熱」という言葉は耳にしますが、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。
ここでは、断熱と気密それぞれの役割を、2026年現在の最新基準に沿って解説します。
高断熱リノベーション:外気温に左右されない「魔法瓶」の層
高断熱住宅とは、家の外壁、屋根、床下、そして開口部(窓やドア)に高性能な断熱材を隙間なく配置し、熱の伝わりを最小限に抑えた住まいです。
UA値(外皮平均熱貫流率)
2025年度からの省エネ基準義務化に伴い、このUA値が重要視されています。数値が低いほど熱が逃げにくく、性能が高いことを示します。
熱の遮断
夏は屋外の熱気が室内へ侵入するのを防ぎ、冬は室内の暖かさが外へ逃げるのを食い止めます。
高気密住宅:隙間をなくして「空気の流れ」をコントロールする
断熱材を厚くしても、家に隙間があればそこから熱は漏れてしまいます。
高気密住宅とは、精度の高い施工により、壁や床、窓枠などの「微細な隙間」を専用の部材で埋めた住宅を指します。
C値(相当隙間面積)
家全体にどれくらいの隙間があるかを示す指標です。リノベーションの現場では、気密測定を行い、この数値をどこまで下げられるかがプロの腕の見せ所となります。
役割
意図しない空気の出入りを防ぐことで、計画的な24時間換気を正常に機能させ、室内の温度ムラをなくします
北摂で高気密高断熱リノベーションを行う圧倒的なメリット
中古住宅をリノベーションする際、デザインや設備の更新に目が行きがちですが、性能向上に投資することには、それ以上の価値があります。

光熱費の劇的な削減と経済性
エネルギー価格が高止まりする2026年、高断熱化は家計を守る最大の防御策です。
エアコンの効率が飛躍的に向上するため、設定温度を控えめにしても家中が適温に保たれます。
冷暖房効率
従来の住宅に比べ、冷暖房にかかるエネルギーを30%~50%削減することも可能です。
資産価値
省エネ性能が高い家は、将来的な売却時や賃貸時にも高く評価される傾向にあります。
健康を守る:ヒートショック対策と睡眠の質
大阪府内の冬の入浴中事故(ヒートショック)は後を絶ちません。暖かいリビングから極寒の脱衣所・浴室へ移動した際の急激な血圧変化が原因です。
温度差の解消
高気密高断熱化により、廊下やトイレ、浴室の温度差が小さくなり、心血管疾患のリスクを大幅に軽減します。
アレルギー緩和
結露によるカビ・ダニの発生を抑制するため、アトピー性皮膚炎や喘息の症状が改善したという報告も多くあります(※近年の住宅環境調査に基づく)。
建物の長寿命化:内部結露を封じ込める
家が腐朽する最大の原因は、壁の内部で起こる「内部結露」です。
構造体の保護
適切な気密施工と断熱により、壁の中の温度差をなくし、柱や土台を湿気から守ります。
持続可能性
30年、50年と住み続けられる住まいへとアップデートすることは、環境負荷の低減にも繋がります。
騒音トラブルを防ぐ防音効果
北摂の住宅地では、近隣との距離が近いケースも少なくありません。
遮音性能
高性能な断熱材(特に繊維系やセルロースファイバーなど)は、優れた吸音材としても機能します。
静寂な空間
道路を通る車の音や、お子様の声、ペットの鳴き声などの音漏れを軽減し、プライバシーを守ります。
知っておくべきデメリットと解決策
高性能化には注意点もあります。しかし、これらは適切な設計と施工で解決可能です。
初期費用の増加とその回収
高断熱化には、質の高い材料と高度な技術を持った職人の工数が必要です。
対策
「こどもエコホーム支援事業」や各自治体の補助金を賢く活用しましょう。
また、光熱費の削減分で10年~15年程度で初期費用の差額を回収できるシミュレーションもあります。
冬場の乾燥対策
気密性が高い家は、冬場に湿度が下がりすぎる傾向があります。
対策
加湿器の活用はもちろん、調湿効果のある塗り壁(漆喰や珪藻土)や、全熱交換型の24時間換気システムを導入することで、快適な湿度を保ちやすくなります。
石油暖房の制限
高気密住宅では、室内で燃焼ガスを出す開放型の石油ストーブやガスストーブの使用は推奨されません。
対策
エアコン、床暖房、またはFF式(強制給排気型)のストーブへの切り替えが必要です。そもそも断熱性能が高ければ、エアコン1~2台で家全体が十分暖かくなります。
断熱工法の種類:充填断熱vs外断熱
リノベーションの現場では、建物の構造や予算に合わせて工法を使い分けます。

充填(じゅうてん)断熱
柱と柱の間に断熱材を詰め込む、日本で最も一般的な工法です。
メリット
コストが抑えやすく、内装リノベーションと同時に進めやすい。
注意点
柱がある部分は断熱材が途切れるため、そこが「熱の逃げ道(熱橋)」にならないよう、気密テープなどで丁寧な処理が必要です。
外断熱(外張り断熱)
メリット
構造体が熱の影響を受けにくいため、気密性を確保しやすく、内部結露のリスクが極めて低くなります。
注意点
施工コストが高くなり、外壁の厚みが増すため、狭小地では隣地境界との距離に注意が必要です。
断熱材の選び方:素材ごとのメリット・デメリット
断熱材は、大きく分けて「繊維系」と「発泡プラスチック系」の2つに分類されます。
| 素材名 | メリット | デメリット |
| グラスウール | 低コスト、耐火性に優れる、防音性が高い | 湿気に弱く、施工不良で垂れ下がるリスクがある |
| セルロースファイバー | 新聞紙が原料。吸放湿性、防虫・防燃効果が高い | 専門の吹き込み機が必要でコストがやや高い |
| ウレタンフォーム | 現場吹き付けで隙間なく密着、高い断熱性 | 燃焼時に有害ガスが発生するリスク、比較的高価 |
| フェノールフォーム | トップクラスの断熱性能、経年劣化が少ない | 最も高価な部類、衝撃に弱い |
リノベーションで失敗しないための重要チェックポイント
「高断熱の家にしたはずなのに、あまり効果を感じない」という事態を防ぐために、以下の点に注目してください。

「窓」こそが最大の弱点
家の中で最も熱が逃げる場所、それは窓(開口部)です。全体の熱損失の約60%が窓からと言われています。
解決策
既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する「内窓(二重サッシ)」や、ガラスだけでなくフレームまで樹脂製の高性能サッシへの交換が必須です。
24時間換気システムの質
気密性を高めるなら、空気の通り道を計算する必要があります。
第1種換気(全熱交換型)
外の空気を室内の温度・湿度に近づけてから取り入れるシステムです。冷暖房ロスを抑え、常に新鮮な空気を維持できます。
実績と数値で選ぶ会社探し
北摂エリアには多くのリノベーション会社がありますが、デザイン性だけでなく「性能」へのこだわりがあるかを見極めてください。
確認事項
「気密測定(C値)を行っているか」「UA値の計算を物件ごとに行っているか」「ZEHビルダーとして登録されているか」などを確認しましょう。
2026年のトレンド:ZEH基準からHEAT20へ
現在、日本の住宅性能は大きな転換期にあります。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
2025年以降、すべての新築住宅でこの基準が最低ラインとなります。リノベーションでもこの水準を目指すことがスタンダードです。
HEAT20(G2・G3グレード)
さらにその上を行く民間基準です。G2グレードに到達すると、冬場でも暖房なしで室温が13度を下回らない(※地域差あり)ほどの快適性が手に入ります。
まとめ:北摂の家を「一生モノ」の安らぎ空間へ
高気密高断熱リノベーションは、単なる家の修理ではありません。
家族の健康を守り、家計を助け、環境にも貢献する「未来への投資」です。
大阪・北摂という素晴らしい地域で、中古物件の良さを活かしつつ、最新のテクノロジーで性能を底上げする。
そうすることで、築年数を感じさせない、夏は木陰のように涼しく、冬は陽だまりのように暖かい、究極の住み心地が実現します。
「今の家をもっと快適にしたい」「中古物件を購入して理想の住まいを作りたい」とお考えの方は、ぜひ目に見える設備だけでなく、目に見えない「性能」に目を向けてみてください。
クローバーハウスは、大阪・北摂地域での新築、建て替え、リフォーム・リノベーション、住まいの事なら何でもご相談いただけます!
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大阪・北摂エリアでの中古物件探しからリノベーションまで、ワンストップでご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
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理想の暮らしを北摂で。
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